「投資より貯金」というだけでは誤解を招きかねない発言ですが、ヒロ的になぜそれほど貯金が重要なのかを解説させていただきます。
先立つものはお金
投資をしたくても…
・つみたてNISA
・iDeCo
・S&P500
・FX
・株式投資
など皆さんもご存じな投資キーワードですが、結局先立つものが無いと投資できません。
つまりお金の蓄えです。
「興味はあるけど…いざ運用を始めたいけど…投資に回せるお金が無い」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
仮に
・夏に出たボーナスを全て投資に使おう
・50万円貯まったから全て投資に運用しよう
投資によって手持ちのお金がない状態になるようであれば絶対にやってはいけません。
もし万が一急な出費があった場合、投資したお金をすぐに現金に換えなければいけなくなります。
すべてはバランス
家計における 投資・貯金・生活費等はすべてバランスが大事です。
投資をするにも、まずは手持ちのお金がないと投資はできませんし、投資をしても貯金が無ければ、急な出費に対応できません。
この点からも、なぜ貯金が大事なのかを理解しましょう。
貯金額 平均 年齢別
20代の貯蓄事情
平成29年度 金融広報中央委員会が実施した「家計の金融行動に関する世論調査」によると、20代独身者の実に60%以上の方が「金融資産ゼロ」との調査結果が出ているそうです。
20代の独身者であれば貯金無しでも困ることは少ないかもしれませんが、
いつそのライフスタイルの変化が訪れるかわかりません。
・好きなひとができて結婚
・奥さんの出産
・ちょっと大き目な車の購入
・手狭になったアパートから引っ越し
等々、お金に関する不安を上げればきりがありません!
30代40代の貯蓄事情
同じく同調査によると
・30代独身者の4割が金融資産ゼロ
・40代独身者の4.5割が金融資産ゼロ
ネットやYouTube上でも投資に関する激熱情報が多々あれど、まずは手持ちのお金が無いと投資以前の問題となってしまいます。
ポイント還元率の高い電子マネー
ポイントを貯めることに執着する
こちらの情報についても、よく月刊誌で取り上げられたりしておりますが
・いかにポイントを貯めるか
・いかにポイント高還元イベント時に商品を買うか
等、気が付いたら「片っ端から様々な電子マネーを使っていた」といった話をヒロの会社でも聞くことがあります。
ポイントが貯まることに満足し、気が付けば手持ちのお金が無いといった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本当に必要な物なの
QR決済でおなじみPayPayですが発足時は、ポイント全還元!などといった大盤振る舞いキャンペーンを行い、YouTube内でも爆買い動画をよく見ました。
ネタといえばネタなのでしょうが、どう考えても「それ本当に必要なの?」といったものを購入する買い物が見受けられたのもまた事実です。
また、その動画につられて必要のないものまで爆買いした人も多くいるはずです。
還元率やポイントに執着するあまり、手元にお金は一切残らないといった状況では投資の道のりは険しいですね。
まずは貯金から
ヒロも電子マネーは使ってます。
電子マネーが使えない店舗での会計の際、ジャラ銭が財布の中に貯まるとしばらく財布が重い状態で行動しなければならず、その財布を持ち歩くことが憂鬱になります。
その電子マネーの欠点として、「自分は今いくらお金を使ったかが分からなくなり金銭感覚が麻痺するのでは」と言われているようですが、まさにここに注意しないと大変です。
ポイントが貯まることに執着するあまりに貯金が無いといった「ポイント貧乏」にならないように!
投資を始めたいならまずは貯金を!