ここでは実際ヒロが行ってきた【ガソリン代節約】の為の実践方法や、巷で言われている節約術についてヒロなりの考えを精査、ご案内させていただきます。
簡単にできる燃費アップ術
不要なものを積み込まない
トランクルーム・後部座席等を改めて確認しましょう。
・週末家族でドライブや遠出、キャンプした時の荷物がそのまま積んである。
・タイヤ交換したけど「降ろすのが面倒で」といってしばらく積みっぱなし。
等々「これいつから積んであったんだろう」といったものを降ろしたら相当な量の荷物になった場合等があります。
軽くなった荷物の分、車の燃費がアップします。
タイヤの空気圧を適正に保つ
「タイヤの空気圧」について気にされていない方が多く見受けられるようです。
せいぜい「夏・冬タイヤ交換時期」「車検時」等にしか気にかけない人は要注意です。
タイヤの空気圧が下がれば、タイヤが地面から受けるころがり抵抗が強くなり、適正な空気圧時に比べ多くの動力が必要となり、結果ガソリンを多く消費し燃費に影響が出ます。
空気圧点検はガソリンスタンドやカー用品店で手軽にできますので1~2か月に一回はチェックしましょう。
瞬間燃費表示の活用
このモードが表示される車も多く見受けられるようになった「瞬間燃費表示」
エコな運転をすることにより数分単位で更新される瞬間燃費
この表示を見慣れることによって
・街中ではリッター燃費8㎞
・信号のない郊外の道路ではリッター18㎞
・高速道路120キロ巡行でリッター12㎞
といった形で巡行する道路の環境により、概算ではありますがその瞬間瞬間のリアルな燃費の把握が可能となり、結果燃費を悪くする要因となる「急発進・急ブレーキ」といった運転が減るメリットがあります。
車の平均燃費が表示される車であれば、都度リセットをかけて、現在の燃費を見ながらの運転も、「どうすれば燃費が良くなるか」ゲーム感覚でエコ運転が可能になるのではないでしょうか。
給油でポイントゲット
クレジットカードや現金払い専用カードの活用
今となっては「1円でも安くガソリンの給油をしたい」方法としてクレジットカード払いは基本ですね。
カード払いにするだけで
100円当たり0.5%~2%のポイント還元が受けることが出来ます。
しかしガソリンスタンドの給油に対して高ポイントが得られるカードとなると特定のカードとなる場合があり
「またカードを増やさないと」等
・カードの新規契約
・カード管理
等の手間が増えるといったデメリットが出てきます。
その際は自分が年間で使用するガソリン代を計算して、他カードに比べ上乗せで発生するポイント数がデメリット以上の価値があればカードを発行するのがいいかと思います。
計算は簡単です。
・年間の走行距離 10,000㎞走行
・よく使うガソリンスタンドの1ℓ当たりの単価 150円
・使用している車の燃費 1ℓ=12㎞
・1年間のガソリン使用料 10,000㎞ ÷ 12㎞ = 年間使用するガソリンの量833ℓ
・833ℓ(年間ガソリン使用量) × 150円(1ℓ当たり価格) = 124,950円(年間の燃料費)
・還元1%で貯まる年間ポイント 124,950円×1%=1249円
・還元2%で貯まる年間ポイント 124,950円×2%=2,499円
結果ポイント還元が2%のカードは還元1%のカードに比べ年間1,249pt分得となります。
当然もっと長いスパンで考えれば
10年で12,490pt
20年で24,980pt
得になります。そして
・ガソリン価格
・年間の走行距離
・もっと高い還元率のカードがある
等で取得できるポイントは変わってきますが…。
ちなみにヒロの家の近くのガソリンスタンドは【現金払い専用ブラックカード】なるものが存在し、逆にカード払いのガソリン単価が高い為、現金払いの方がカード払いに比べ1ℓ当たり5円以上安くなる為現金払いとしております。
ガソリンスタンドの選定
家の近くに手頃な価格のガソリンスタンドがあればいいのですが、スタンドが近くに無く、数店舗使い分けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、「大体このスタンドで給油する」と決まっている方も多い中、遠出の際の給油で、「あっ!さっき入れたガソスタよりこっちのほうがリッター2円安かった!」と言って悔しい思いをした方のいらっしゃるのではないでしょうか。
その際はガソリン価格比較サイトで巡行路上の安価なスタンドを調べておくのもいいでしょう。
【gogo.gs】等便利なサイトがたくさんあります。
使わない手は無いですね。
やりたくない・やってはいけない節約術
空気圧を高めに設定する(NG)
先ほども記載した通りタイヤの空気圧が低いとタイヤと道路面の抵抗が増え、その分動力に使うガソリン使用料が増える。この逆です。
適正な空気圧以上の空気を入れ、タイヤを空気でパンパンにしてタイヤと道路面の抵抗を減らし、その分動力に使うガソリンの量が減る。
実際ヒロの会社でも上記の対応をした同僚がいました。
どんなに一定速度で走っても1ℓ=15㎞位の燃費がせいぜいだろう、といったワンボックスミニバンのタイヤの空気圧を適正空気圧の1.5倍まで入れて、ご自身の田舎に里帰り(片道100㎞)した際のミニバンの燃費が「1ℓ=20㎞走った」と言って自慢してきました。
その同僚には「すごいけど、タイヤ破裂するんじゃない?雨の日もブレーキが利かなくなったりする可能性が…」と突っ込みました。
絶対に真似しません!
遠方のガソリンスタンドを利用する(NG)
こちらも会社の同僚が実践していた利用方法となります。
自分の通勤する経路から5㎞離れた場所に、「他スタンドに比べ1ℓ当たり2円安いスタントを利用している」とのことで使用頻度を確認しました。
・一回当たりの平均給油量 30ℓ~40ℓ (ここでは40ℓとする)
・同僚が所有する車の燃費 1ℓ=10㎞
・通勤経路のスタンドのガソリン単価 1ℓ=150円
・通勤経路から離れたスタンドのガソリン単価 1ℓ=148円
実際どれほど得なのか差額計算
・150円×40ℓ=6,000円
・148円×40ℓ=5,920円
差額80円の得になりますが、
・通勤経路から離れたガソリンスタンドの往復の距離が10㎞
・安いガソリンスタンドまでの距離10㎞にかかるガソリン代が 148円
となり、結果ガソリン代を80円安く入れる為に148円のガソリン代がかかり68円の損となります。
そのガソリンスタンドまで行く手間や時間ももったいないですね。
遠方のスーパーまで行かない(NG)
家の近くにディスカウントストアがあれば嬉しいのですが、残念ながらヒロの家からはだいぶ離れた場所にあります。
食料品や日用消耗品であれば、近くのスーパーで買い物を済ませるようにしています。
確かにディスカウントスーパーを全く活用しないわけでもないのですが、やはりスーパーまでの距離は考えるようになりました。
※2021年10月現在 レギュラーガソリン全国平均単価162円
要は「安いからと言って遠方のガソリンスタンドを利用するか」と同じ考えですね
ヒロの家からいわゆるディスカウント系のお店まで距離にして20㎞の距離があります。
ここで家からディスカウントストア往復にかかるガソリン代の計算をします。
・20㎞離れたスーパーの往復の距離が40㎞
・1ℓ当たり12㎞走る車で往復した際のガソリン代(1ℓ=162円として)
・40㎞(往復距離)÷12㎞(燃費)=3.33ℓ(使用するガソリンの量)
・3.33ℓ(使用するガソリンの量)×162円(1ℓガソリン価格)=539円(ガソリン代)
あとはこのガソリン代と遠方まで行くための時間をかけてまでの買い物の価値があるかどうかです。
普段の食料品をそろえる程度であれば、元をとるのは難しいのではないでしょうか。
まぁ休日に家族で余暇を過ごす目的で遠出のついでに買い物を、といった目的であれば話は違いますが。