20歳から働き始め、30代後半で家を一括購入するまでに様々な節約を試みましたが、今思えば「あれは失敗だったな」といったヒロの経験談をもとにご案内いたします。
無理をした20代の時の節約術 食費編
大量買い
今思えば滅茶苦茶でした。むしろ節約とは言わない節約術でした。
・カップラーメンのケース買い(12個入り)
とにかく家の中に「カップラーメンのストックが無い」状態が嫌で、箱売り12個入りカップラーメンが1,000円を切っていれば購入していました。
当時「赤いきつねうどん」が好きでしたが、質より量的な部分から主に「大盛」系を購入してました。
・缶ジュースのまとめ買い
ディスカウントショップに行き、大手・準大手飲料メーカーの全く聞いたことの無い売れ残りジュースが
30本入りや24本入りで580円~780円といったわけのわからない金額で売られていたら、ハズれた時のことを考えず必ず1ケース購入。
ハズれても「580円だし…」といった気持ちで購入していましたが、やはりマズい飲料だったときは悲しい思いをした記憶があります。
缶コーヒーもCMで聞いたことのあるような商品であれば30本入りで1,000円を切っていれば購入してました。
当時大手飲料メーカーから、トウモロコシの「葉っぱ」か「ひげ」だったかな?どちらかで作った【トウモロコシ茶】の缶ジュースを1ケース購入したところ、あまりにもまず過ぎで飲むことが出来ず、全部捨てた記憶があります。
まさに安けりゃいいというものではないですね。
半額惣菜のまとめ買い
500円のおかずが、閉店間際半額で250円!
毎日必ず半額商品を購入できるわけでもないので2~3日分の惣菜をまとめ買い。
主に揚げ物メインです。
「まぁ冷蔵庫に入れておけば2~3日位は腐らないだろう」といった気持ちで、タイミングが合えば大量購入していました。
油物ですからね・・・わかいうちはいいですが、偏った食生活でだいぶ体への負担は大きかったのかなと反省しております。
毎日同じ料理を作り食べ続ける。
レシピの一部がこの通り
・パスタ麺とレトルトミートソースを大量買い。
一食約150円で一週間夕食が「ミートソースパスタ」
※好みでひき肉を追加したり等
・【お好み焼き粉】そして【キャベツ】【鳥胸肉】が安い時に多めに購入
一食約150円で一週間 「なんちゃってお好み焼き」
※青のり大量にぶっかけたり、ソースとマヨネーズを使い分けたり等
・【卵】【豚肉or鳥胸肉】【味塩コショウ】【乾燥ガーリックチップ】ごはんを多めに炊いてタッパに小分け
一食約120円で一週間 「ガーリックチャーハン」
※具材は正直何でもOK 納豆入れてもおいしかった、キャベツ、玉ねぎ、ニラ、等々スーパーで安価だった食材はなんでもぶっこんでました。
基本同じ食材で同じ料理を作る為、調理時間もかかりません。
具材を少々変えたり、味編で二週間同じ夕食といった時もありました。
ただ、いわゆるお値段以上の食事を作れた時は楽しかった記憶があります。
無理をした20代の節約術 日常生活編
ボロボロアパート
家賃32,000円
当時20歳から務めた会社の給与は手取り12万少々。
この収入からすると妥当な家賃だったかもしれませんが、当時の友達の住んでいるアパートの相場が5万行かない位だったかな。
ボロボロすぎで家に友達を呼びたくなかった…といった記憶があります。
・エアコン無
・部屋は砂壁
・あまりにもよく聞こえる横や上の住人の会話
・コンクリート床の風呂場
・家賃相応のアパートの見た目
等々
転職して収入が上がった時に、「さすがにアパートだけでも生活水準あげておけばよかったかな」と思う時がありました。
結局20代後半までずっとそのアパートに住み続けました。
ディスカウント店のはしご
上記に紹介した「大量買い」に準じますが
いわゆる質流れ品メインのディスカウント店が回りが大好きで、20代前半に所有していた90ccのスクーターの機動力を生かし、ディスカウントストアのはしごが大好きでした。
20代当時の思考は 【安い=正義】という図式であり、
「そういえば高校生の頃これほしかったな~手頃な値段になってる!社会人の今なら買える!」
「昔10,000円位してたけど1,000円ちょっとで買える!」
等々
質流れ品なので、基本単価の高いものは売っていませんでしたが、中学・高校時代にほしかった小物が手頃な値段で売っているのを見ると「買ったはいいけどほとんど使っていない」といったいわゆる自己満足な買い物を続けていました。
スクーターにハイオクガソリン
若かりし頃の意味不明な行為でした。(節約術ではなく失敗談です。)
20代前半は90ccのスクーターが唯一の足でしたが、レギュラーガソリンより1ℓ当たり10円ほど高いハイオクガソリンを入れていました。
※今なら絶対しない行為です。
思い出しても、なぜずっとハイオクガソリンを入れ続けていたのかわかりませんが、スクーターへの愛着と無知による行為かと思います。
「ちょっと馬力が上がって早く走れるようになる」と思ってたのかな。
無理をした20代の節約術 交際費編
メリハリをつけすぎた人間関係
いわゆる「馬が合う」といいますか、少しでも自分と相性が合わないと判断した場合は、せっかく築いた人間関係でも連絡を絶っていました。当時は
・付き合いがなくなれば、お金も使わなくなるし無駄な時間も無くなる
とでも思っていましたね。
特にひどい仕打ちを受けたとか、貸した金を返さない等のトラブルもなかったのですが、今思えば、「あの知り合いともう少し付き合いを続けていてもよかったかな」といった後悔もありました。
ただヒロ的に言えるのは
「お金貸して」とばかり言う知り合いは、ろくなやつがいませんでした。
「いつまでに返す」と言っておいて、期日を過ぎたあたりに返金を迫ると嫌な顔をする。
まさに【金の切れ目が縁の切れ目】です。
皆さん注意してくださいね。
色々あった20代の経験からヒロは【お金は貸したら戻ってこない、だから貸さない】を貫いています。
繁華街のお付き合い
何度か転職をして自分の使えるお金が増え、会社の人とも繁華街への付き合いが増えました。
20代中盤ですかね。
土曜の夜は繁華街
は当時のルーティーンでした。もちろん毎月の貯金は欠かさず行っていましたが・・・結構使いましたね。
居酒屋・バー・キャバクラ等々
ただヒロはお酒も弱く、酔っぱらった勢いで散財するといったこともなかったので、今となっては20代のいい人生経験だったと思っております。
番外編 ネットワークビジネス
ある程度の交友関係があると、「どうしても合わせたい人がいる」などと言ってネットワークビジネスの参加を勧められたりといったことがありました。
決してネットワークビジネスを否定するわけではないのですが、今思えばあの時間は無駄だったなと思いました。
ある程度のグループで月に数回ファミレスなどで打ち合わせ。
あくまでもビジネスとして集まっているので、そこで自分の求めている人間関係は存在しません。
参加者はみんなお金に余裕のありそうな方は見当たらずファミレスで注文するのはジュース位。
当時勧誘され、しょうがなく最初に行ったファミレスでのジュース代がきれいに割り勘だったことを覚えています。
※「せっかく来てやったんだから、ジュース位おごれよ」ってな感想です。
「これから商品をみんなに進めていくにあたって、ヒロさんも実際に商品をどんどん買っていってその商品の良さをアピールして買ってもらうんですよ」
当時様々なネットワークビジネスが存在し、定番の【化粧品】等をメインとしたものや、家電製品で【24時間保温風呂】と言って、24時間いつでもあったかいお風呂に入れる。といった商品があったり…。
「この商品(24時間保温風呂)をみんなに進めていくにあたって皆さんも購入するべき」等と言って危なく買わされそうになりました。たしか値段は40万位だったかな。
繰り返しですが ネットワークビジネスを否定しているわけではなく、やはりこのビジネスで食べていけるのはごく一部の才能のある方達。
ほとんどの人が消費者で終わってしまうのかなと思います。
場合によっては、勧誘を進める度に自分の交友関係が悪化していきそうですね。
参考までにヒロの体験談でした。