ペットを飼わない

決してペットを飼う人達を否定しているわけではありません。
これからペットの飼育を検討されている方へ、飼育に掛かるコストの他に、その責任と覚悟についても考える必要があります。

目次

増えるペット飼育人口

犬猫の飼育頭数について

ここでは日本での飼育比率の高い【犬】と【猫】についてお話させていただきます。

ある統計では2020年10月現在において

【犬】 約850万頭

【猫】 約960万頭

が全国で飼育されているそうです。

2019年から2020年にかけて新規の飼育頭数は増加

過去5年間の中で伸び率・飼育頭数ともに最も多く、これは昨今流行している疫病の影響により在宅時間が増えたことが要因として挙げられます。

増える飼育放棄

ところが、いざ買い始めたのはいいが

・大きくなってしまった

・鳴き声がうるさい

・お出かけするのに邪魔になった

・散歩等お世話が大変

・狂暴になった

・家の中の物を壊す

といった理由を始め

・病気になってしまった

・高齢になってしまった

等理由を挙げればキリがないようです。

上記を理由に動物保護センターに引取をお願いする件数も多くなり、「病気」や「高齢」となるとそのほとんどが殺処分となるそうです。

ペットを飼う覚悟について

メリット・デメリット

YouTubeでもペット動画の再生回数が多いことにビックリします。このような動画等を見て「ペットを飼い始めた」といった方も多いのではないでしょうか

★メリット

・心が癒される

・ペットといる毎日が楽しい

・寂しくない、元気になる

といった一方で飼育放棄理由にも重なりますが

★デメリット

・予想以上にお金がかかる

・大型犬となると家を留守にできない

・匂いがする

・毛が抜ける

といったことがあげられます。

猫を飼っているヒロの弟

ヒロの弟は猫を飼い始めてかれこれ7~8年となりますが、実際弟からの話を聞くと わたくしヒロは「猫を飼う覚悟は無い」というのが答えです。

弟が猫を飼い始めてから仕事の都合もあり4~5回ほど引っ越しをしていますが、選定する賃貸物件は【ペット可】が第一条件となり、すべての物件選びにおいて選定が大変だった話を聞いています。

現在一人暮らしの弟ですが、気軽に遠出ができない話も聞いています。

ペットホテルに預けたりもするようですが、節約家のヒロにとっては

・ペットホテルに預ける・引き取る手間

・ペットホテル代

を考えただけでも、「やっぱり飼育は無理」と思ってしまいます。

何度が弟の家に遊びに行ったことがありますが

・部屋中に散らばる猫の毛

・ペット独特のにおい
※部屋には空気清浄機と業務用の大きな消臭剤設置

これは慣れないと無理ですね。

ただ様々な手間がかかっている中で飼育している弟は、しっかりとした【飼育する覚悟】をもっていることがうかがえます。

ペット飼育コスト

犬の生涯飼育コスト

犬の場合は大きさにもよりますがここでは家の中で飼育する小型犬を例に

・犬の登録費

・狂犬病予防注射

・健康診断

・ワクチン接種

に加え 月々の食費を始め、犬用トイレ・食器・ブラシ・爪きり・首輪・リード・キャリーバック・犬小屋・犬用ベット等々
飼育に掛かる生涯コストは200万円かかるといわれているそうです。

高齢になり長生きすればするほど手間もかかるようになりますし、病気になり高度医療を受けた場合には
さらなる出費も覚悟しなければいけません。

猫の生涯飼育コスト

かかるコストは犬とかぶる物が多い為割愛しますが、飼育に掛かる生涯コストは100万円前後と言われています。

勿論犬と同じく長生きすればするほどお金がかかります。

改めて飼育に掛かる手間やコスト以上のメリットを考える

生涯で1頭の犬に掛かる飼育費用
15年(寿命) で200万円

生涯で3頭の犬に掛かる飼育費用
15年(寿命) × 3頭(45年飼育) = 600万円

600万円ですか…

車の購入 新車なら2~3台 中古なら4~6台

住宅購入の頭金

子供の教育費

家庭への経済的影響は非常に大きいです。


犬猫の購入は慎重に考えましょう。

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この記事を書いた人

こつこつ貯金して30代で新築一軒家を一括購入しました。
ちょっと余裕のある生活は
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